2019年6月9日日曜日

日帰りイベント「東京・奥多摩の伝統芸能ツアー」のご案内


地域初!東京・奥多摩の伝統芸能ツアー
2019年9月8日(日) 10:10〜15:40

日本に数多くある、地域色溢れた郷土芸能。
東京・奥多摩にもたくさんの芸能が今も伝えられています。
その中でも、少し特別な郷土芸能「鹿島踊」があります。

小河内ダム南岸の日指・岫沢・南の3つの集落に伝わる「鹿島踊」は
近世初頭の風流の小歌踊りの系脈を伝えているものであり、
芸能史的に貴重な芸能であると認められ、
1980年に国指定重要無形民俗文化財に認定されました。


現在は「鹿島踊保存会」により伝え継がれてきた舞いを、
年に一回、小河内神社で奉納しています。

今回のイベントでは、その奉納舞を見学し、
小河内ダム沿いの遊歩道や
鹿島踊が踊られていた当時の面影を残す集落跡を
インタープリター(自然解説員)と共に歩き、
奥多摩の自然とその環境が生み出した芸能と歴史を
じっくり味わう一日となります。


 奥多摩湖に直接浮かぶ「麦山の浮橋」。
 麦山もまた、湖底にある集落の名前になります。

 湖沿いに続く「湖畔の小道」は全体的に平坦で歩きやすい道です。

 よく見ると、所々に集落の跡が見られる遊歩道でもあります。


山のふるさと村はダムに沈まなかった「岫沢」集落の一部と
「日指」集落の跡地を利用して作られた公園です。
そのため、園内には多くの暮らしの痕跡があり、
様々な形で歴史を垣間見る事が出来ます。

 2つの集落を繋いだ「尾花坂」。
 舗装はしてあるものの、当時と同じ姿を残しています。

山のふるさと村到着後は、地場産の食材をたっぷり使った
お弁当を食べ、しばしのんびりタイム。
その後、今もまだ当時の姿を残す貴重な史跡、鹿島踊奉納の地
「旧賀茂神社」の見学・参拝を予定しています。

 
園内に数多く残る石碑類。鍛冶や左官など様々な職人を支援していた
聖徳太子もまた、職人が多く存在した集落の信仰対象の1つだったようです。

「旧賀茂神社」。御神体はは小河内神社に移されたものの、
 当時と変わらず、園内と園内に棲む生き物達を見守っています。


___「東京・奥多摩の伝統芸能ツアー」詳細___

  主 催: 東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村
  協 力: 奥多摩町
  日 時: 2019年9月8日(日)10:10〜15:40
  対 象: 18歳以上の方(高校生不可)
  定 員: 20名(先着順)
  参加費: 5,000円(昼食代・御奉納料・ガイド講師代・保険代等)
  締切り: 8月15日(木)必着
  集合・解散:JR青梅線 奥多摩駅(駅から送迎バスにて移動)

  参加申込:
 1.イベント名 2.氏名・ふりがな 3. 性別 4. 生年月日(西暦) 
 5. 郵便番号・住所 6. 電話番号 7. Fax番号(任意) 8. E-mailアドレス(任意)

  をご記入の上、FAXまたはE-mail、官製はがきでお申し込み下さい。

     ※ 雨天時には奉納自体が取りやめになる事もあります。
  予めご了承ください。 


  宛 先:〒198-0225 東京都西多摩郡奥多摩町川野1740
      山のふるさと村ビジターセンター
      TEL & FAX:0428-86-2316 E-Mail:yamafuru@hkr.ne.jp 

   ※お申込み受け付け後、折り返し「申込み受理」のご連絡をいたします。
           こちらから連絡がない場合は、受理されていない可能性もありますので、
     申込み後3日を過ぎても連絡がない場合は、お手数ですがビジターセンターまで
    お問合せください。

____________________________________________________

皆様とご一緒に、奥多摩の豊かな自然に癒されつつ、
奥多摩の芸能とその歴史を満喫できることを
スタッフ一同楽しみにしております!