2022年10月30日日曜日

「東京・奥多摩の郷土芸能ツアー」のご報告

2022年9月11日(日)、
「東京・奥多摩の郷土芸能ツアー」を実施しました。
今回の参加者は14名。
日本全国の郷土芸能を研究されている方から
奥多摩の山村の暮らしに興味がある方など、
様々な方が集まりました。

まずは「小河内の鹿島踊」発祥の地である山のふるさと村で
歴史ウォークを楽しみました。

実際にこの地に住んでいらした方をゲストに園内の集落跡を散策…

その後は休憩もかねて、室内で鹿島踊について詳しく知る時間を取りました。


スライドと特別読本を用いて、小河内の鹿島踊について解説

 
午後は場所を変え、小河内の鹿島踊の演舞される場へ。
空の青さと奥多摩湖の水の色がまぶしいです。


今回、演舞が行われるのは「水と緑のふれあい館」。
3年ぶりに、奥多摩に小河内の鹿島踊が戻ってきました!


 
特設舞台の赤は、紫の振袖が良く映えます…。





また、最後の演目「三拍子」では、中学生の若き踊り手たちも舞いました。
次世代が育っている…!


演舞後は、なんと踊り手・下方(唄・太鼓・笛)
の皆さんがツアーのために集まってくださり、
直接、気になるポイントについて質問もさせていただきました。

いつ練習しているのか、
踊りの伝承の仕方はどんな形を取っているかなど、
具体的な質問も。

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郷土芸能のツアーは今年で三回目。
前回に引き続き参加してくださった方もおり、そういった方には
奥多摩の郷土芸能の魅力をさらに深く感じていただけたようです。

今後も、多くの皆さまに
奥多摩の郷土芸能の魅力をお伝えする機会を作れたらと思っております。
またどこかで、皆さんにお会いできる事を祈って…。

(山のふるさと村)