2018年9月29日土曜日

自然教室「小学1・2年生キャンプ」のご報告


7月26日~28日に実施した
「小学1・2年生キャンプ」のご報告です。

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小学1・2年生向けのこのキャンプは
体全体を使って森の自然を楽しみ、生活することで、

自然環境への意識持つために大切な「感性」を育むことがテーマ!
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自分達でご飯を作って、テントで泊まる。
沢で遊んで、山に登る。
寝る前に、キャンプの思い出の品を見ながら、絵日記を描く。
台風接近で、建物に避難、みんなで寝袋でごろごろ。
盛りだくさんの3日間でした。

そんなキャンプの様子をちょっとだけご報告します。

【沢での水遊び】 

奥多摩生まれ、育ちの「沢の師匠」による沢遊びレクチャー


竹の水鉄砲で水かけ、水が冷たいね













何がいるかな?
水の中には不思議な形の生きものがたくさん



































小さな魚を捕まえた!




沢で見つけたものを見せ合い



























【森のおさんぽ~森の宝物を見つけよう~】  

 尾根道を登ったり、下りたり
葉っぱのお化けを発見!


くんくん、においをかいでみよう

きのこの触り心地はいかが?

森での「ヤッホー」講座 
息を大きく吸うのがポイント!
「疲れちゃった・・・」とひと休み
がんばれ!





































































拾った実や葉っぱ、羽などを見せ合い
 色々な物を見つけたね





























【絵日記づくり】

何がいちばん楽しかった?












思い出をしっかり記録
お家の人にも教えてあげてね













 「みんな素敵な絵日記ができていて、びっくり!」

















【台風接近!】

台風が来たので、テントを片付けて、建物に避難!
一つの部屋にみんなでゴロゴロ!


インタープリター「すみぃ」の絵本の読み聞かせ
みんな夢中に!




























お家の方と離れて初めてのお泊りの子もたくさん参加してくれました。
「友達はできるかな?」
「テントで眠れるかな?」
と不安な気持ちもいっぱい。

「森で虫をつかまえたい!」
「川できれいな石を見つけたい!」
と期待の気持ちもいっぱいでキャンプに参加してくれましたが、
みなさんとても楽しく過ごせたようです。


















このキャンプをきっかけに、
自然や環境により興味をもってくれると嬉しいなと思います。
奥多摩の大自然を楽しみたくなったら、またキャンプに参加してね。

 (インタープリター とむさん)

2017年12月13日水曜日

「秋のこどもキャンプ」のご報告

10月7日~9日の3日間に実施した
秋のこどもキャンプ」のご報告です。

 小学1~6年生向けのこのキャンプは、
「自然の恵みを使って、自分の使う道具を作る」がテーマ!

3日間のキャンプでどんな道具を作ったかというと、
草木染め(ヤマザクラとクズ)の「ハンカチ」「コースター」
サクラの木の「箸」の3つにチャレンジしました。

そんな道具作りキャンプの様子を少しだけご紹介します。

【1日目】
草木染めの準備の日。

まずは「自然の恵み」さがし。
道具の材料を森で集めをしました。

紅葉したヤマザクラの葉っぱ
たくさん拾って!

クズの葉っぱもツルからちぎって集めます。















たくさん森を歩いて、材料集めは完了。
葉っぱの他にも、クルミや枝、小石など
道具作りに必要な物を集めました。


【2日目】
午前中は、
1日目に集めた葉っぱで草木染めにチャレンジ。

まずは、拾った葉っぱでどんな色に染まるか予想!

「赤?」「黄色?」「茶色?」「緑?」














そして、作業開始。
最初は拾った葉っぱをひたすらちぎる・・・!


ヤマザクラ班 「葉っぱの量が足りないかも…」













クズ班 「この葉っぱスジがたくさんある!」















がんばってちぎった葉っぱを袋に詰めて、
鍋で20分ほどぐつぐつ。
染液を作ります。















待っている間に輪ゴムを使って、
絞り染めの準備をします。















そして、いよいよ・・

できた染液に布を投入!20~30分つけます。
















染液に付けた後、媒染液にさっと布をくぐらせて、
ビジターセンターのベランダで干します。















こんな色に染まりました
















手間ひまかけて染め上げたハンカチとコースター。

ヤマザクラは赤茶色っぽく、
クズの葉はバニラアイスみたいな色に染まりました。
絞りの部分は白く残り、素敵な模様がつきました。


さて、
午後は草木染めの布を乾かしている間に
箸づくりにチャレンジ。

材料は「サクラ」の木材
(こちらはヤマザクラではなく、ソメイヨシノです)
今回、箸は刃物は使わず、紙やすりで作りました。
サクラの木材はとても堅く、木目の向きによっては
刃物で削るのはとても難しいのです!

仕上げは、森で拾ったクルミを割って、
実の油分でコーティングしました。






























もくもくと取り組む人、大変でちょっと疲れちゃう人、
みなさんそれぞれに箸づくりを楽しんでくれました。

しかし、ほとんどの人は完成せず!

良い道具はそんな簡単には出来ないのです。
でも、ちゃんと家で続きが出来るように
ヤスリなどを道具一式は、お持ち帰りセットにしておきました。
納得いくまで、家でヤスリがけをして、
手にしっくりくる箸を作ってもらえたらと思います。

ここで、紹介した道具作りのほかにも
夜の森をさんぽしたり、
たき火で焼きおにぎりを作ったりと、
様々な活動をしましたが、
2日間はあっという間に過ぎてしまい、
とうとう最終日。


【3日目】
まずは、草木染めのハンカチを使った箸袋づくり。





























これで一生懸命作った「草木染め」と「サクラの箸」が
持ち歩けるようになりました。

ぜひ、様々な場所で使ってくださいね。


最後に、まとめの活動。
















3日間をスライドでふりかえって、
一言ずつ感想をもらいました。

「焼きおにぎりが楽しかった」
「夜の森のおさんぽが楽しかった」

などの感想のほかに、

「染め物が楽しかった」
「箸づくりが大変だった」
「ハンカチを絞るのが面白かった」

など、道具を作る時に感じたことを言ってくれた人も
沢山いました。
楽しかったという感想と同じくらい、
大変だったという感想の人が多かったように感じます。

苦労して作った分、染物や箸を大切に使いたくなるかな?















このキャンプをきっかけに、
様々な道具が自然の恵みをもとにつくられている事を感じたり、
道具の使い方や、道具を大切につかうというのが
どういうことなのか考えてもらえたら嬉しいです。

(インタープリター とむさん)

2017年10月14日土曜日

女性のためのはじめてソロキャンプ2017 実施報告


「キャンプに興味はあるけど、道具も知識もない…。」
そんな声にお応えする女性限定のキャンプ体験は、
今年で15回目を迎えました。

今回は13名の参加者と、3名のスタッフ。
もちろん全員女性です。
ではさっそく、その様子をシーンごとにご紹介していきます。


●1日目(9月30日)









 






そよそよと秋の風がふく9月最後の日に
キャンプはスタート!
お日様は見えませんが、その分過ごしやすい
気温で快適な陽気でした。

















最初に登場したキャンプ道具は「テント」。
これがなくっちゃキャンプは始まらない!
百戦錬磨のベテランスタッフに、
テントの構造や組み立て方、
用語などを教わりながら立てました。
中には「買ったはいいけど、使うチャンスがなくて…」と
自前のテントを持ってきた人も。














疑問や感動や驚き、様々な声が飛び交いながら、
最後には皆さん無事に完成しました!















































次は夕食の準備です。
ここで登場したキャンプ道具は「シングルバーナー」。
その名の通り、一人用のガスバーナーです。
これを使ってアウトドアクッキングに挑戦~!
1人分を効率よく作る方法や、無駄の少ない後片付けまで
楽しく体験学習しました。
(献立:具沢山スープパスタ、鮭とキノコのクレイジーソテー
             じゃがりこサラダ)














お腹が満たされた頃には辺りも暗くなりました。
これから夜のお楽しみ「ナイトウォーク」に出かけます!
昼とはまったく違う雰囲気の森へレッツゴー!
ドキドキわくわく♪

スリリングな夜の散歩から帰って来ると、
温かいともしびが…。
キャンプの醍醐味のたき火を囲んで
お茶とマシュマロ、そしておしゃべりを楽しみながら
思い思いの夜がふけていきました。


●2日目(10月1日)

 2日目の朝も薄く曇っていましたが、まずまずのお天気。
鳥のさえずりと共に早起きした方は「おはようウォーク」に
出かけました。
朝ならではの清々しい空気と冷たい沢の水に、
寝ぼけまなこもシャキッとします。

帰ってきたら、美味しい朝食タイム♪
(献立:トッピングいろいろ卵もち雑炊)
空いた時間でシングルバーナーでお湯を沸かして
お茶も楽しみました。
使い方も、ここまでくるともうお手の物。















その後はお世話になったキャンプ場の片づけです。
テントはしまい方にもコツがあります。
片付けまでしっかり押さえておけば、もうソロキャンプも
怖いものなし!かな。






















さぁ、キャンプ場に別れを告げ、森の自由散策に出発です。
気の合う仲間と歩いたり、一人の時間を満喫したり、
過ごし方は人それぞれ。
それがこのキャンプの良いところでもあります。





















そして数時間後…。
奥多摩湖のほとりの広場に集合し、散策の感想を
皆で分かち合いながら、お昼ご飯を食べました。
(献立:ウインナーロールサンド、スープ)
















最後はまとめの時間。
1泊2日で得たこと、学んだこと、驚いたこと、嬉しかったこと、
辛かったこと、興味がわいたこと…
あげればきりがない思い出を分かち合いました。
ちなみに一番多かった感想は
「夜、想像以上に寒くて眠れなかった」でした(苦笑)
皆さん、まさに全身でソロキャンプを体験してもらえたようです。

「自分の力量に向かい合えた」
「一人の時間の楽しさや大切さをしみじみと感じた」
「次は一人でキャンプに出掛けてみようと思う」
と嬉しい言葉がたくさん聞かれ、
スタッフもとてもやりがいを感じました。














これをきっかけに、キャンプや、自然の中で過ごす
楽しさをまた何度でも味わってもらえたらと願っています。


(インタープリター 河合/かーりー)