2010年8月1日日曜日

「ちびっこ 夏の森Go!Go!たんけんキャンプ」楽しく終了!

7月22日(木)から24日(土)に、
ビジターセンター主催行事「ちびっこ 夏の森Go!Go!たんけんキャンプ」が
行われました。

7月下旬になって不安定な天気が続いていた事もあり、
キャンプ中にも大雨に見舞われましたが、
子ども達は元気いっぱいで予定されていた三日間を無事に終えることが出来ました。

今回は、総勢23名の小学校1・2年生が参加し、
山ふる園内をたくさん歩いて、生き物を探したり、朝昼夜と時間で変わる森の中を探検しました。

奥多摩駅で、お父さんお母さんと別れて、バスに揺られる事40分。
山ふるに到着です。

先ず最初に、研修室でスタッフの紹介と、キャンプでの三つの約束についてお話を聞きます。


お話の後は、自分たちの泊まるテントサイトへ行って、その周りで生き物探し。

お、どうやらカエルを見付けたようです。

遊んだ後は、夜に備えて寝床の準備。
荷物を片付けたり、寝袋を自分で敷いたりします。


寝床が出来たら、次は夕食の準備。
今回は、ご飯はスタッフが作ってしまいますが、みんなはご飯作りに大切な火を起こす為の焚き木探し。

最初は、スタッフが背負っていた籠も、「僕が持つ」「じゃあ、僕も背負いたい」とお手伝いの争奪戦になる程でした。
そして、マッチの点け方と、薪や焚き木の組み方を教えて貰った後は、班に分かれて火起こし講習。

初めてマッチを触る子も多く、なかなか火を点けるのに苦労しましたが、諦めずに何度も挑戦。
やっとの思いで点いた火が段々と大きくなると、子ども達から歓声が上がります。
焚火でウインナーを焼いて食べると、これがまた美味しい。

ただ、夕方になってポツポツ落ちてきていた雨が強くなり、焚火は終了。
残念ながら、炊事棟の軒下でのご飯となってしまいました。


一晩明けて2日目。
前夜は、いつもと違う環境で興奮してしまい、なかなか寝付けない子もいましたが、
みんな朝寝坊はせずに六時半に起床。
目覚めの運動を兼ねて、沢まで顔を洗いに行きます。



これで、さっぱり爽やかな一日の始まり。

自分達で、テーブルやシートの準備をして、朝ごはんを食べ、お昼ごはん用におにぎりを握った後は、長いハイキングに出発。

今日は、ネイチャートレイルⅡからⅠを歩き、湖畔広場でお昼ご飯という予定。
大人でも、一時間は掛かる道程です。
葉っぱを使ったじゃんけんや、昆虫観察をしながら尾根沿いの道をひたすら歩きます。
途中、見晴らしの良い所に出ると、みんな「ヤッホ」と叫ばずにいられません。

山彦は聞こえるかな?

二時間位、尾根沿いの山道を歩いて湖畔広場へ。
気温もぐんぐん上がり、みんな汗びっしょりです。
涼しい東屋に集まって、ハイキングの中で見付けた物を自分のワークシートに記入します。


その後は、昼ごはんを食べて一休み。
さて、午後の探検に出発しようかというその時になって、

ポツポツシトシト・・・ザー

突然のバケツを引っ繰り返した様な大雨。
東屋から出るに出られなくなってしまいました。
みんな大急ぎで雨具を出して着込んだものの、逃げ遅れた靴はびしょびしょ。
仕方ないので、暫く雨宿りをして、少し弱まってきた所で午後の探検へ。
広場の木陰で雨宿りをしている虫たちや、雨の奥多摩湖、サイグチ沢では水辺の生物を観察して歩きました。
そんな雨の中頑張る子供達を応援するかの様に、カニが沢や道路で手を振ったり、カエルが木の下で踊っていたり。
研修室に戻り、シャワーを浴びた後は、そんな雨の森での探検を記録。

そして、前日は雨で出来なかった夜の森体験。
テントサイトから加茂神社までの道を灯り無しで歩きます。
いくらみんなと一緒とは言え、小学生にとって真っ暗な闇の中を歩くというのは、本当に大冒険です。
頑張って半分到達出来た子、友達と手を繋ぎながら神社まで歩けた子、全く余裕でもっと奥まで歩きたいという子、反応は様々でも動物たちの住む世界に足を踏み入れた事には変わりありません。
虫の声や風の音が囁き続ける森の中の意外な賑やかさと、森から出てきた時の灯りの眩しさは特に印象に残ったのではないでしょうか。

前夜は興奮してなかなか眠れなかった子供達ですが、流石に一日歩き回ったこの日はぐっすり。

そして、三日目の朝。
たんけんキャンプも、あっという間に最終日。
最後は、日指の森まで歩いて、山ふる最初の朝日を見に行きます。
周囲を山に囲まれた山ふるでは、尾根沿いのトレイルまで行かないと朝日を見ることが出来ません。
ちょっと曇っていたので、大丈夫かなとドキドキしながら登っていくと・・・


木々の間から、燦々と煌く太陽が登って行く所でした。

最後の冒険を終えた後は、みんなで使った寝袋やシートの片付け大会。
家では、あまり片付けを手伝った事がないという子達も、三日目になると食器や寝袋の片付けを進んで出来ていました。

色々な時間、色々な天気の中を探検して一番印象に残ったのは、どんな体験だったでしょうか。
最後は、研修室で「家族へ」「自然へ」「自分へ」という三つの手紙を描きました。
この手紙が届く時、また山ふるで過ごした日々と出会いを思い出してくれるかな。

森の中を元気に駆け回り、発見に目を輝かせるちびっこ達に、私達も元気を貰いました。


 インタープリター 坂田 大輔(坂D)