2008年10月30日木曜日

「秋のごちそうキャンプ」終了しました



自然の恵みがいっぱいの秋の森で行われた、
今年の「秋のごちそうキャンプ」。

「ごちそう」って何だろう?という問いかけから
スタートしたこのキャンプでは、
例えば旬の食材を使う「森の恵みのごちそう」であったり、
時間をかけてじっくりと調理をする「手間のごちそう」であったり、
たくさんの「ごちそう」の形に出会うことができました。



クルミやヤマグリ、ヤマボウシ、ムカゴ、アケビ…。
山のふるさと村にはこんなに秋のめぐみがあったのか!と
スタッフも驚いてしまうほどの「ごちそう」がみつかりました。





また、一匹まるごとの鶏肉をみんなで拾ってきた葉っぱに包み、
一日かけて蒸し焼きにするという調理法にも挑戦。

地面の下の鶏肉のために、
たき火を絶やさずにいるのはなかなか大変な作業でしたが、
よく乾いている落ち葉や枯れ枝を見つけるのが
皆、どんどんうまくなっていくのが印象的でした。




たき火を使って作ったほくほくの焼き芋、
とってきたクルミを混ぜたクッキーとヤマボウシのジャム。
ホオノキの葉のにおいがほんのり移った鶏肉を乗せた、ホイル焼き。

3日目の最後にみんなに聞いた
「いちばんのごちそうはなんだった?」という質問の答えもいろいろ。

中には、「全部がごちそう!」という声や、
「 こうやってみんなと一緒に作ること」という声なども聞かれました。


森からたくさんもらった恵みを、「いただきます。」

森と、いっしょに作ったみんなに感謝をこめて、「ごちそうさま。」

いつも当たり前に言っていた言葉が、ちょっと特別に思えた3日間。



おなかいっぱい、笑顔いっぱい、ごちそうさまでした!