6月25日(土)から26日(日)にかけて、
「女性のためのはじめてソロキャンプ・初夏」が行われました。
今年でもう7年目となるこのキャンプは
近年目立ってきている「山ガール」とはまた少し違った、
「女性一人でもアウトドアって楽しめるの?」
「やった事はないけど、キャンプをずっとしてみたかった!」
などの、潜在的に意識をもっていたり、
興味をもっていたけど、実際に挑戦した事はなかったという
大人の女性達を対象としています。
今回はそんな14名の女性が集まり、
時にはみんなで協力し、時には一人でのんびりと、
森の中での2日間を楽しみました。
一日目にパラパラと小雨が降る程度ですみました。
ただ、雨天対策として、全員が入れる雨避けとなるタープも用意。
タープの設置も、スタッフと参加者の皆さん、
力を合わせて行います。
野外での基本は、「自分の事は自分でする」。
このキャンプでは、宿泊をするテントや
お湯を沸かしたり食事を作ったりするアウトドア道具も
一人一人に渡し、キャンプ中、ずっと使用してもらいます。
勿論、使い方の講習や管理の仕方もスタッフがお伝えするので、
キャンプはじめての方でも安心。
使い方を教わった後、さっそく自分のシングルストーブで
お茶を入れる方もいらっしゃいました。
女性インタープリターたち。
実際に自分たちが使っている道具も持参して、
体験に基づいたアウトドアスキルをお伝えします。
「テント立てるのなんて、本当にあっという間で簡単なんですよ」
体験に基づいたアウトドアスキルをお伝えします。
「テント立てるのなんて、本当にあっという間で簡単なんですよ」
スタッフのちあき姉さんの言葉通り、
ふと気づけばあっという間に
14個のテントが立てられていました。
今回はキャンプ直前にツキノワグマの目撃情報があったため、
念のため、一人での散策は控えていただきました。
昼食時にもサルの鳴き声が何度も響くなど、
たくさんの野生動物が生息する山のふるさと村で過ごす事で、
動物との距離や接し方を考える
いいキッカケともなったようでした。
自分のペースで自分の好きな事が出来る事。
今回は、自由時間をたっぷり取り、
森の素材を使ったクラフトや
実際に使った感想やお試し体験ができるキャンプ道具講習など、
自分のペースで楽しんでいただきました。
参加者の真剣な質問には、スタッフも真剣にお答えします。
下ごしらえはみんなで一斉に。
材料を見たら、何をすればいいのかすぐに判るのも
女性キャンプならではです。
材料は全て地場産、
中にはスタッフの家の畑から朝、掘ってきたばかりの
野菜もあります。
さて、どんな夕食ができるでしょうか?
少しだけ夜の森を歩き、動物の痕跡探しを行いました。
車も人も通るアスファルトの道から少し入っただけで、
車も人も通るアスファルトの道から少し入っただけで、
シカの角とぎ跡や幹に残った毛、
イノシシの掘り返し跡などが見つかり、
「動物が暮らしている森」である事を強く意識する事ができました。
中には、地面の上で繊細な光を放つホタルを見つけた方も。
シャワーを浴びるのもよし、
たき火を囲んでうっとりとした時間を過ごすのもよし、
梅雨というのが嘘かのように、
段々と青空が出て来てくれました二日目。
思い出しながらのチャレンジはテント立ての復習にもなったようです。
2日間、快適な寝場所をありがとう〜!
2日間、快適な寝場所をありがとう〜!
前半はインタープリターである女性スタッフが
自然の新しい楽しみ方や、自然の見方を紹介します。
何もないように見えた森が、少し意識を変えただけで
生きものと不思議がたくさんの空間に変わる事に、
驚きの声も多く寄せられました。
何が隠れているのかな・・・?