5月26日(土)~27日(日)、
2012年度初めての山ふるキャンプが行われました。
今回の「森と一泊!女性のためのお気軽キャンプ」は
過去8年間続いてきた女性対象キャンプの中で、
「自然とキャンプをお試し体験」する、初めての試みの内容。
自然の中でゆったり過ごすのも初めて!という方から
登山はするけどキャンプは初めて!という方まで、
いろんな「初めて」の女性が集まり、
8名の方とスタッフ3名で実施しました。
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今回のキャンプは「自然と気軽にふれあう」がテーマ。
そのため、テント立てや火おこしなどのアウトドアの基礎を学ぶというより、
自然と過ごす時間をたっぷり取って活動しました。
キャンプスタッフは女性だけなのも勿論ですが、
スタッフは全員、インタープリターと呼ばれる自然解説員。
植物の名前など、ただ知識を伝えるだけでなく、
そこにある自然を感性で楽しむ方法をお伝えします。
「今まで何とも思ってなかった場所の見る目が変わった!」など、
森から出てきた皆さんの表情がイキイキとしていたのが印象的でした。
自然の中での新しい過ごし方を体験した後は、
自分のペースでゆっくり過ごす時間。
キャンプ場に響くせせらぎの音を確かめにいったり、
自分のテントでゆっくり昼寝をしたり、
テントの立て方講習を受けたりなど、過ごし方は人それぞれ。
最初はどこか遠慮がちな様子だった皆さんが、
段々と森にとけ込み始めたのも、この辺りだったように思えます。
ナイトプログラムにも出かけます。
身体にいい要素がいっぱい詰まった、特製の野草茶です!
さすが大人の女性が集まると、
朝ご飯と昼食の準備はあっという間。
その分の時間は、森ウォークにあてて、全員で木漏れ日の森へ出かけます。
「奥多摩の巨木」にも選ばれた、日指のスギ。うーん、太い!
時にはこんな森の出会いも・・こっちを見てよ〜。
山の尾根道を超えて、奥多摩湖のほとりにある広場まで無事到着。
朝に作ったお昼ご飯を食べながら、
お互いの発見を共有します。
皆さんの森で見つけたお土産が本当にたくさんあって、
スタッフもびっくりしてしまう程でした。
それだけ、森を見る力と、
森に近づく感覚が養われた、という事なのでしょうね。
あっという間の二日間にも思えたような、
家族のような親密さで長くて濃い時間を過ごしたような、
不思議で特別な森の時間。
そんな今回のキャンプが、
森に自然の中に出かける一歩の後押しになれたとしたら
スタッフ一同、とても嬉しいです。
自然の楽しみ方は人それぞれ。
自分のペースで楽しんでいれば、きっとまたどこかの森で
皆さんとお会いできるかと思っています。
その日を心から楽しみにしています!
(森と一泊!女性のためのお気軽キャンプ担当:かおりぃ)
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今度は9月にアウトドアの基礎を学ぶ
「女性のためのはじめてソロキャンプ」が行われます。
自分一人でテントキャンプができるようになりたい方、
こちらも要チェックですよ!