「キャンプに興味はあるけど、道具も知識もない…。」
そんな声にお応えする女性限定のキャンプ体験は、
今年で15回目を迎えました。
今回は13名の参加者と、3名のスタッフ。
もちろん全員女性です。
ではさっそく、その様子をシーンごとにご紹介していきます。
●1日目(9月30日)
そよそよと秋の風がふく9月最後の日に
お日様は見えませんが、その分過ごしやすい
気温で快適な陽気でした。
最初に登場したキャンプ道具は「テント」。
これがなくっちゃキャンプは始まらない!
百戦錬磨のベテランスタッフに、
テントの構造や組み立て方、
用語などを教わりながら立てました。
中には「買ったはいいけど、使うチャンスがなくて…」と
自前のテントを持ってきた人も。
疑問や感動や驚き、様々な声が飛び交いながら、
最後には皆さん無事に完成しました!
次は夕食の準備です。
ここで登場したキャンプ道具は「シングルバーナー」。
その名の通り、一人用のガスバーナーです。
これを使ってアウトドアクッキングに挑戦~!
1人分を効率よく作る方法や、無駄の少ない後片付けまで
楽しく体験学習しました。
(献立:具沢山スープパスタ、鮭とキノコのクレイジーソテー
じゃがりこサラダ)
お腹が満たされた頃には辺りも暗くなりました。
これから夜のお楽しみ「ナイトウォーク」に出かけます!
昼とはまったく違う雰囲気の森へレッツゴー!
ドキドキわくわく♪
スリリングな夜の散歩から帰って来ると、
温かいともしびが…。
キャンプの醍醐味のたき火を囲んで
お茶とマシュマロ、そしておしゃべりを楽しみながら
思い思いの夜がふけていきました。
●2日目(10月1日)
2日目の朝も薄く曇っていましたが、まずまずのお天気。
鳥のさえずりと共に早起きした方は「おはようウォーク」に
出かけました。
朝ならではの清々しい空気と冷たい沢の水に、
寝ぼけまなこもシャキッとします。
帰ってきたら、美味しい朝食タイム♪
(献立:トッピングいろいろ卵もち雑炊)
空いた時間でシングルバーナーでお湯を沸かして
お茶も楽しみました。
使い方も、ここまでくるともうお手の物。
その後はお世話になったキャンプ場の片づけです。
テントはしまい方にもコツがあります。
片付けまでしっかり押さえておけば、もうソロキャンプも
怖いものなし!かな。
さぁ、キャンプ場に別れを告げ、森の自由散策に出発です。
気の合う仲間と歩いたり、一人の時間を満喫したり、
過ごし方は人それぞれ。
それがこのキャンプの良いところでもあります。
そして数時間後…。
奥多摩湖のほとりの広場に集合し、散策の感想を
皆で分かち合いながら、お昼ご飯を食べました。
(献立:ウインナーロールサンド、スープ)
最後はまとめの時間。
1泊2日で得たこと、学んだこと、驚いたこと、嬉しかったこと、
辛かったこと、興味がわいたこと…
あげればきりがない思い出を分かち合いました。
ちなみに一番多かった感想は
「夜、想像以上に寒くて眠れなかった」でした(苦笑)
皆さん、まさに全身でソロキャンプを体験してもらえたようです。
「自分の力量に向かい合えた」
「一人の時間の楽しさや大切さをしみじみと感じた」
「次は一人でキャンプに出掛けてみようと思う」
と嬉しい言葉がたくさん聞かれ、
スタッフもとてもやりがいを感じました。
これをきっかけに、キャンプや、自然の中で過ごす
楽しさをまた何度でも味わってもらえたらと願っています。
(インタープリター 河合/かーりー)